2016.04.06

手洗い表示されていた薄い綿布団を洗濯機で洗い後悔

36歳事務です。普段私が使っている薄い綿の布団を洗濯機で洗ったら、生地が偏ってしまい、布団の意味がなくなったので廃棄した苦い思い出があります。手洗い表示のタグがついていましたが、洗濯機でもゆるい水流で洗えば大丈夫かも、と思って洗ってしまいました。手洗いが面倒だったというのも洗濯機で洗ってしまった理由です。洗濯時間も短い時間に設定すれば、布団は無事と思っていましたが、甘かったです。

薄い綿の布団だったことも、洗濯機でもいけそうだ、という誤った判断を招いた要因かもしれません。そういう問題ではなく、タグの表記が手洗いのみになっているのなら、大人しく丁寧に手洗いをしておけば良かったです。100円ショップで買っていた、洗える布団専用のネットが自宅にあったので、洗濯用ネットに入れて洗濯機に投入しましたが、綿があらゆる方向に固まってしまい、布団の役割は果たせない状態になってしまいました。

なんとかしようとして、綿を布団の上から伸ばす作業もしました。完全に乾けば、綿も少しは元の位置に戻るかも、と期待しましたが全くダメでした。せめてキルティング加工してあるものであれば、綿が大胆に大幅にずれてしまったり、固まってしまったりなんてこともなかったと思います。キルティングの綿布団であればたまに手洗いOKの表示のものもありますよね。特に細かい加工はされていない布団だったので、偏ってボロボロになるのも当然の結果です。

洗濯機で洗ったのは、薄い布団なので短時間で済ませれば、洗濯機の水流でも綿が崩れないだろうと勝手に判断したからです。この経験から、何のために洗濯表記のタグがついているのか、改めて感じ取ることもできました。洗濯機の水流に長く当てているのも良くないと考えたので、洗剤はすすぎ一回タイプのもので洗いました。それでも綿は偏ってしまい、可哀想な布団になってしまいました。いくら一回すすぎ洗剤で時短洗濯が可能でも、表記を守らない洗い方をしたのだから、当然の結果です。

綿が偏って布団の機能を果たせないので、捨てました。元の状態も決して良いとはいえなかった綿布団だったので、手洗い表記を守らなかったことが致命傷になりました。表面は白に近いクリーム色で、裏面は水色のパイル生地のものでした。キルティング加工とまではいかなくても、綿の偏りにくい加工がところどころあれば良かったかもしれません。古かった布団だったからか、デザインの方面でそうなっていたのか、分かりませんが、綿の寄りやすい布団だったことは間違いないです。

ダメになってしまった布団は、薄いものです。表面の素材のクリーム色の生地と裏面のパイル生地も薄めのものでした。ちょっと肌寒いな、今日はもう一枚かけようと感じる日に使ってきたものです。夏でも寒い日に使えたので、年中使えて肌に馴染んでいただけに、けっこうショックでした。布団も使い続けていれば愛着のわくもので、僅かな手間を惜しみ、タグに記載されている洗い方を守らなかったことを後悔しました。

干すときは綿が少しでも戻るように、綿の偏っている方を上側にして吊るすように乾かしました。綿が少しでも元の位置に行くように、毎日角度を変えて干しましたが、やっぱりダメでした。布団が薄めのものだったことも、タグに記載されている手洗いの方法を守らなくても大丈夫かも、と安易な方向に走った理由になりました。

例えば、厚みのある羽毛布団だったなら、洗濯機で洗うような真似はしないと思います。廃棄したものは薄い面布団だったことが、ちょっとくらいなら持ちこたえるでしょう、という気持ちに持って行かせたと思っています。この経験から、面倒臭がらず、洗濯のタグの洗い方はしっかり守るものだと思いました。本当に面倒であれば、クリーニングに出すという手段だってあったからです。