2016.03.18

着てみてびっくり。スカートの表地が縮み裏地が見えるように

私は日頃から、お洒落着も自分のものや子どものものは、できる限り自分で自宅で洗濯するようにしています。

理由は、主婦歴も15年を越え(現在42歳です)おしゃれ着の洗濯も慣れており、パートの仕事をしたりする時もあるものの、比較的時間に余裕があるからです。

自分のものは失敗しても自分の責任ですから納得できますし、子どもの衣類はそこまで高いものはない為自宅で洗ってしまいます。尚、主人のお洒落着は仕事でも着用するものが多く、冒険せずにクリーニングに出しています。

ただそれでも過去に失敗経験はあります。失敗してしまったのは、3年ほど前、私のお気に入りの白色のウール、ふわふわ素材のタイトスカートです。厚手で季節的には冬シーズンのものです。

その時は、他のドライクリーニングマークのお洒落着何着かと一緒に洗濯しました。お洒落着洗剤を使って、洗濯機のドライクリーニングコースで洗いました。その時、他のカーディガンやニットなどは何枚かを一つの洗濯ネットに合わせて入れたりしたのですが、そのタイトスカートはそれだけを一つのネットに入れました。ふわふわ素材というのは、ゆったり織られたウールの毛糸が所々立ち上がりループ状になっているからで、そのループが何かに(例えば他の衣類のチャックなどに)引っかかってしまって、その風合いが失われない様にと思ったからです。

さて、洗濯機をスイッチオン。ドライコースですから割と抑えめの洗濯とすすぎ、緩めの脱水で終了です。ハンガー干しにすると水の重みで伸びたりして変形することがあるので、私はいつも風呂場の浴槽の蓋の上に形を整えながら陰干しするようにしています(ですので、この蓋に重ねずに置ける量だけを一回で洗う様にしています)。

並べた時点では少しシワが出てるなと感じることもあるのですが、乾いてしまうと大抵シワも伸びて綺麗な状態に仕上がります。晴れていれば窓を開けて日中半日も置けばしっかり乾きますし、いざという時には浴室乾燥機で風を送ることもできますので便利です。ただ、途中で裏に返す必要があります。その時に再び形を整えるよう、注意しています。

さて、問題のタイトスカート。先にも書きました様に、隙間なくしっかり織り込まれた生地ではなく、ウールの毛糸がループ状になった、なんというか伸縮性がある様な生地なのです。その為、脱水が終わり風呂蓋の上に並べる際、あまり伸ばさない様にしてしまいました。立ち上がったループが伸びてしまうとふわふわ感がなくなってしまうと思ったからです。さて仕上がりはというと、ふわふわ感もばっちりだったので、問題なしとその時は思ったのですが…。

数日後、外出しようと着用したところ、数センチ縮んでしまっていたことに気付きました。ただこのスカート、膝丈でしたが元々私には少し長めの丈だったので、鏡で見たところそこまで問題はないなと、そのまま出掛けてしまいました。しかし外出先で椅子に座ったところ、裏地のポリエステル生地がどうしても表地の下からはみ出てきてしまうのです。その場はハンカチを膝に置いて何とかごまかしましたが、恥ずかしくて少し落ち着きませんでした。

洗濯で表地のウール生地は縮んだけれど、裏地のポリエステル生地は恐らく縮まなかったんだと思います。それで、本来表地より数センチ程度短い裏地の丈が、縮んでしまった表地の丈とほぼ同じになってしまい、(鏡の前に立っている時は気付かなかったのですが)座った状態では、薄手で滑りがよい裏地がはみ出てしまったみたいなのです。

その後そのスカートは、自宅のミシンで裏地を丈詰めしました。相変わらず自宅で洗濯しています。ただ、同じ失敗をすることのないように、洗濯後に陰干しする際にはループが伸びきらない程度に、適度に引っ張って乾かすようにしています。今シーズンも活躍しました。